子宮収縮を促すのは温罨法?冷罨法?適切なケアで産褥期を乗り切る!

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出産後のママと赤ちゃん

罨法というケアについて知っていますか。発熱したときに冷やしたり、腰痛のときには温めたりするケアです。産褥期に子宮収縮を促すには温める温罨法と冷やす冷罨法とどちらがよいのかなど産褥期のケアについてまとめました。

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罨法とは

罨法というのは病状の好転や自覚症状を軽減させるために患部を温めたり冷やしたりするケアのことをいいます。

風邪などで熱が出たり熱中症の症状などがあるときに冷やしたり、慢性的な肩こりや腰痛があるときに患部を温めたり、家庭で自然に行っているケアです。

温罨法とは

患部を温めるのが温罨法で温湿布や湯たんぽ、あんか、カイロなどを用います。

温めることで患部の血管を拡張させたり、血液やリンパ液の循環を促進させ、細胞の新陳代謝を促します。

便秘のときには腹部や背面、腰を温めることで排便を促し、慢性になっている肩こりや腰痛の場合には患部を温めることで血管を拡張させ痛みを和らげることができます。

また排尿が困難な場合には腰や背面を温めることで排尿を促す効果も期待できます。

ただし、温めようとする部位に発疹がある場合には避けたほうがよいでしょう。

冷罨法とは

冷やす方は冷罨法といい、冷水や氷嚢などを使って冷やします。

冷罨法は冷やすことで血管を収縮させ、血液やリンパ液の循環を抑え、炎症を抑制します。

冷罨法によって解熱効果や炎症や掻痒感の抑制、鎮痛、鎮静の効果が期待できます。

ただし、急激に冷やすとショック症状を起こすこともあるので注意が必要です。

いずれの場合も温度差がありすぎたり、長時間行っていると接触部分が組織障害を起こすので気を付けましょう。

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産褥期に適したケアは?

妊娠、出産を通し大きく変化した女性のからだが妊娠する前のからだに戻ろうとする期間のことを産褥期といいます。

出産という大役をはたした後は女性のからだはいろいろな変化が起こっています。

妊娠で大きくなった子宮は出産後には元の大きさに戻ろうとして収縮を繰り返しますが、このとき後陣痛という痛みを感じることもあります。

妊娠して胎児の成長と共に緩んでいた筋肉や靭帯も時間をかけて元に戻ろうとし、骨盤も元の状態に閉じていきます。

また、産褥期には便秘になりやすいので要注意です。

自分でできることとしては産褥体操があり、入院中に助産師さんや看護師さんがアドバイスしてくれることもあります。

産褥体操を行う場合には体調をみながら無理しない程度に少しずつ行っていきましょう。

入院中は赤ちゃんのお世話は看護師さんや助産師さんに助けてもらいながら十分な睡眠をとるようにします。

退院後も産褥期の間は家の人や誰かの助けを借りながらゆっくりからだを休める時間をとるようにしましょう。

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子宮収縮は冷罨法?温罨法?

産褥期において子宮収縮を促すためにはまずしっかりとおっぱいを飲ませることです。

赤ちゃんがしっかり母乳を飲むことで子宮の収縮が促されます。

赤ちゃんの吸うことでオキシトシンが分泌され、それによって子宮の収縮が促されるのです。

産褥期はゆっくりと体を休める時期ですが、だからといってあまり安静にしすぎるのもよくありません。

必要以上に安静にしていると子宮収縮を妨げてしまいます。

入院中は少しずつ産褥体操をしたり、退院してからは体調と相談しながら家事をするといいですね。

子宮収縮を促すためには温めるよりも冷やした方がいいでしょう。

ですから、下腹部への冷罨法がよいのですね。

ただし、順調に子宮収縮が進んでいるときにはあえて冷やす必要はありません。

子宮収縮が順調に進まず、異常に出血がある場合などには冷やすことで収縮を促す場合があります。

産後は便秘になりやすく、便秘には温罨法が効果的なのですが、子宮収縮の促進に温罨法は逆効果なので産後の便秘解消はマッサージや食事療法などで行います。

入院中は助産師さんや看護師さんがケアをしてくれるので安心して任せましょう。

退院後のセルフケアについては退院時に助産師さんや看護師さんに確認するといいですね。

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