手足口病はいつまでうつる?感染拡大させないための対策をしよう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
枕にうつ伏せになる子供

夏になると子どもの感染病で多くなるもののひとつが手足口病です。ヘルパンギーナ、プール熱とともに子どもの三大夏風邪ともいわれています。毎年6~8月にかけて流行のピークを迎えます。手足口病の症状の特徴、予防、感染拡大させないための対策等をまとめました。

Sponsored Links

手足口病はいつまでうつるのか

手足口病の感染経路は飛沫感染と接触感染です。

コクサッキーウイルスやエンテロウイルスによる感染で主に夏に流行します。

咳やくしゃみなどをするときに出る飛沫によって感染するのが飛沫感染です。

ウイルスに触れることによって感染するのが接触感染ですが、なめて唾液がついたり鼻水がついたりしているおもちゃなどを貸し借りしたり、飛沫が飛んだドアノブなどを触ったりすることで感染します。

回復した後も呼吸器から1~2週間、便からも2~4週間はウイルスが排出されるので、回復後も感染を拡大させないためにきちんとした対処が必要です。

このように症状がおさまって回復した後も長い間ウイルスが排出されているので症状が出ている急性期の登校や登園の停止はあまり意味はありません。

軽い発疹のみなど症状が軽い場合は登園・登校も可能です。

手足口病は実は学校保健法の学校で予防すべき感染症1~3種に含まれていないので出席停止扱いにはならないのです。

症状としては軽症なので欠席するかどうかは本人の症状や状態によって判断することになります。

他に感染させないために

きょうだいがいる家庭で子どものひとりが手足口病にかかったときは、とにかく手をこまめに洗うこと、タオルの共有をしないこと、咳やくしゃみをするときは口や鼻を手の甲などで覆うか、マスクをすることです。

症状が回復して登園、登校するときにはウイルス拡散を防ぐために本人もまわりの子どもたち、職員も皆手洗いを徹底し、タオル共有をしないことです。

特に幼稚園や保育園などでは排泄物を処理する際には十分注意し、しっかりと手を洗うようにしましょう。

手足口病の原因となるコクサッキーウイルスとエンテロウイルスはノンエンベロープウイルスと言い、ノンエンベロープウイルスは感染力が強く、熱やアルコール消毒剤が効きにくいと言われてきました。

最近ではノンエンベロープウイルスなどアルコール消毒剤が効きにくいものにも有効な酸性アルコール消毒剤が製品として出ているのでこうしたものも十分活用して感染を予防しましょう。

症状は軽症とはいえ流行警報が出されるほど流行する年もあります。

乳幼児はまれに重症化することもあるので乳幼児がいる家庭では徹底して予防したほうがいいでしょう。

Sponsored Links

手足口病の症状について

  • 潜伏期間は3~6日間
  • 38度台の熱が1~3日間続く
  • 手のひら、足の裏、足の甲、口内の粘膜に米粒から大豆ぐらいの大きさの楕円形の水泡性発疹ができ、周りが赤くなる
  • 口の中の水泡は破れてできる口内炎は痛みが激しい
  • 手足の発疹は2~3日ほどで小さくなり、その後1週間ほどで消える

手足口病は学校保健法の出席停止扱いになる伝染病ではないので、登園・登校するときには医師による証明書は必要ありません。

症状がおさまって普通に食事がとれるようになったら登園・登校してもよいでしょう。

手足口病の治療と対処法

手足口病に対する特効薬はありませんが、軽い病気なので症状に応じた治療をします。

口内炎の痛みがきついときには痛みを和らげるために鎮痛剤や粘膜を保護するための軟膏が処方されたりすることがあります。

口の中が痛いために飲み物も受けつけず、脱水になることもあるのでこまめに水分補給をするようにしましょう。

のどにも痛みがあり、口の中がしみることが多いので、刺激が少なく、かまずに飲み込めるぐらいやわらかい食事やのど越しのよい冷たい飲み物がいいでしょう。

ゼリーやプリン、ヨーグルト、アイスクリーム、豆腐、冷ましたおかゆや冷たいうどんなどの麺類がいいですね。

Sponsored Links

大人が罹ると大変?

実は今年(2019年)の夏は手足口病が全国で急増し、大人になっても感染する可能性があります。

感染しても発症しなければ問題はないのですが、大人が感染して発症した場合には基本的な症状は同じであっても発疹の状態が違ったり、発疹の出る場所が異なる場合もあります。

だいたいは軽い症状ですみますが、中には合併症を起こす割合が高い重症化しやすいウイルスもあるので、おかしいと思ったときは受診した方がいいでしょう。

大人が感染発症するのはだいたいが子どもが感染してそこからという場合が多いでしょう。

特におしめをしている子どもが感染するとその排泄物を処理するときに感染することが多いので、子どもが手足口病にかかった場合には排泄物を処理するときには使い捨て手袋をしたり、処理後に流水でせっけんを使ってしっかり手洗いをするようにしましょう。

上記の酸性アルコール消毒剤を使うのもよいでしょう。

大人になっても感染・発症するのは、手足口病の原因となるウイルスが1種類ではないので一度罹ったことがあっても違うウイルスが原因で感染することがあるからなのです。

>ヘルパンギーナと手足口病の違いって?感染した時の対処法

Sponsored Links

おすすめ記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。