RSウイルスの子供の症状は?すぐに出来る3つの予防法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
おしゃぶりをしながら横になる赤ちゃん

rsウイルス感染症は秋から冬、春にかけて流行しますが、2011年ぐらいからは7月以降、発症者が増加しているようです。感染力が高く、ほとんどの子供が2歳ころまでにかかるといわれています。今回は、rsウイルス感染症の症状、感染経路、治療や予防など、rsウイルスについて気になることをまとめました。

Sponsored Links

rsウイルス感染症とは

rsウイルスのr はrespiratoryの略で「呼吸の」という意味があり、rsウイルスは鼻や口から肺までの呼吸系に感染します。

rsウイルス感染症はほとんどの子供が生後半年ぐらいから2歳までの間にかかると言われています。

半数以上の子どもは1歳までにかかりますが、生後半年までの間にかかることもあり、この場合には重症化しやすいので注意が必要です。

生後半年未満でもかかる?

母乳育児の赤ちゃんは生後半年の間は母親からもらった免疫があるからrsウイルス感染症も大丈夫というわけでありません。

免疫は母乳からだけでなく胎盤からも移行するのですが、あくまでもおかあさん自身が持っている免疫です。

ですから、おかあさんが抗体を持っていないウイルスについては、母乳育児であっても生後半年以内であっても感染する可能性はあるのです。

rsウイルス感染症は一度かかっても免疫が十分にはつかないのですね。

ですから、何度でもかかることもあります。ただ、子供自身も成長していって体力や抵抗力がついていので症状もだんだん軽くなっていきます。

子供がよくかかるrsウイルス感染症の症状

軽い風邪症状から重い肺炎まで症状は実にさまざまです。

初めてかかったときには重症化しやすいのですが、ほとんどの場合は発熱、咳、鼻水などの風邪のような症状が1~2週間ほど続いて治ります。

気管支が主な感染の場となっているときには気管支炎、肺が感染の場となっているときには肺炎になります。

生後半年未満で感染発症した場合には細気管支炎や肺炎などの重い症状を引き起こすことがあります。

熱は38~39度ほどになりますが、38.5度以上になることはあまりありません。

咳はむせるようなひどい咳をして、ゼイゼイという喘鳴も伴うこともあります。

特に赤ちゃんの場合には、喘鳴があればrsウイルス感染症と考えられるでしょう。

細気管支炎というのは肺に近い気管支の一番狭い細気管支が感染するもので、喘鳴を伴って呼吸困難が強くなり、重症化しやすいのです。生後半年未満の赤ちゃんは要注意です。

発熱

rsウイルスに感染してもすぐには発症せず、2~8日ほどは潜伏期間になります。

その後熱が出て数日間熱が続くことが多いようです。ウイルスをやっつけようとして熱が出るのですが、ここで解熱剤を使ってしまうと回復が遅くなることもあります。

解熱剤を用いるときは、子どもの様子を見て熱であまりにも苦しそうにしているときに上手に使うようにします。

1歳未満の赤ちゃんは38度の熱が続いた後に気管支炎や肺炎になってしまうこともあるので要注意です。

解熱剤を用いるときは、勝手に市販薬を使わずに受診して処方してもらいましょう。

鼻水

初期症状として鼻水がよく出ます。鼻の粘膜にウイルスが入ってくるとそれを排除しようとして鼻水が出るのです。

赤ちゃんは上手に鼻をかめないので、鼻吸い器などで吸い取ってあげましょう。

もう少し大きくなると鼻をすすりあげてしまうこともあります。

鼻をすすりあげるとせっかく鼻水といっしょに排除しようとしていたウイルスをまた体内に戻してしまうことになるので、鼻をかむようにさせましょう。

咳も体内のウイルスを排除しようとするために出ます。炎症が起こると痰が増えて痰を出そうとするために咳が出ます。

最初のうちは普通の咳だったのが、だんだん悪化してゼイゼイと苦しそうな呼吸になることがあります。このゼイゼイのことを喘鳴といいます。

喘鳴がひどくなると喘息の発作のような呼吸になってよく眠れない状態になることがあります。

Sponsored Links

rsウイルス感染症の治療法

rsウイルス感染症には抗生物質は効かないので特効薬はありません。

二次感染のおそれがあるときには抗生物質を使うこともありますが、受診して薬が処方されるときは基本的には対症療法のための薬です。

特効薬はないので対症療法

呼吸器の症状を和らげるために気管支拡張剤を用いたり、痰を切りやすくする薬などが処方されます。

症状を和らげるためには薬に頼るだけでなく、十分水分補給をし、安静にしておきましょう。

食事ができなかったり、赤ちゃんの場合にはおっぱいを飲めないぐらいに咳や喘鳴がひどい場合や十分な睡眠がとれないときには入院する場合もあります。

自力で十分に水分補給ができないときには入院して点滴をすることで体液のバランスを整えます。

また、喘鳴がひどくなって呼吸が苦しいときには人工呼吸器で補助することもあります。

rsウイルス感染症を予防するには

rsウイルス感染症は飛沫感染と接触感染によって感染します。

感染した人が咳やくしゃみをしたときに飛び散ったウイルスを直接吸い込むことで感染するのが飛沫感染です。

接触感染の場合には、鼻汁や痰に含まれているウイルスが何かにつき、それに触れたことによって感染するものです。

rsウイルス感染症は初めて感染し発症したときは重くなりやすく、特に生後半年までの赤ちゃんがかかると重症化しやすいので感染を避けるためにまわりの大人が十分気をつけてあげてください。

感染者に接触しない

rsウイルス感染症を予防するには感染者に接触しないことが一番です。

rsウイルスは大人の風邪の原因にもなります。大人にとっては軽い風邪症状であっても実はrsウイルス感染症だったということもあります。

家に2歳以下の子供がいて家庭内に風邪症状がある大人や子供がいるときには飛沫感染を防ぐためにマスクをするようにしましょう。

風邪症状がすっかりよくなるまで赤ちゃんには近づかないのが一番です。

効果的な消毒薬

接触感染を防ぐためにはよく手を洗いましょう。タオルや洗面器などは別々にしたほうがいいですね。

また、赤ちゃんが触れるおもちゃなどは清潔にしておきます。

rsウイルスは消毒薬に弱いので消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリウム(0.02%)などで拭くのは効果的です。

流行期には人混みに行かない

rsウイルス感染症の流行期には、特に、生後半年未満の赤ちゃんは人ごみに連れて行かないほうがいいですね。

また、赤ちゃんのまわりにいる大人も感染源にならないようにrsウイルス感染症流行期には人が多いところには極力出かけないようにしましょう。

rsウイルス感染症のまとめ

  • 秋から冬にかけてが流行のピークだが近年夏にも流行
  • 2歳までに感染し、その後は年齢を問わず感染する
  • 生後半年未満で感染した場合は重症化しやすい
  • 感染を繰り返すうちに症状は軽くなる
  • 感染経路は接触感染と飛沫感染
  • rsウイルスには特効薬はなく対症療法
  • 風邪症状がある大人は2歳以下の子供との接触は避ける
  • rsウイルスは消毒薬に弱い
Sponsored Links

おすすめ記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。