母乳とミルクは混合にするべき?始める前に気をつける事とは

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母乳とミルクの混合

「母乳が足りないからミルクを足さなきゃいけない。母乳とミルクと混合にしないと赤ちゃんは大きくならないってお医者さんに言われた。」母乳育児をしているおかあさんからよく聞く話ですが、これってほんとうなのでしょうか。母乳とミルク、最近の研究でいろいろなことがわかってきています。

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赤ちゃんが生まれたら母乳育児は自然にできる?

赤ちゃんが生まれたらおっぱいは自然に出るようになって赤ちゃんもちゃんと飲んでくれて母乳育児は当たり前にできることだと思っていたのではありませんか。

でも実際は、母乳がなかなか出なかったり、出ても赤ちゃんが上手に飲んでくれなかったりしてなかなか大変ですね。

最近では、母乳育児が軌道に乗るまでには100日くらいはかかると言われています。

だから最初から赤ちゃんが上手に母乳を飲んでうまくいくことの方が珍しいくらいなんです。

赤ちゃんもおかあさんも少しずつ慣れていって上手に飲めるようになっていくのですね。

生まれてすぐの赤ちゃんはしょっちゅう母乳を欲しがることがありますが、赤ちゃんがしょっちゅう飲むことで母乳はよく出るようになるのです。

回数を気にしないで好きなだけ飲ませてあげたほうが母乳育児はスムーズになっていきます。

要するに母乳をあげるのを赤ちゃんに任せておくと赤ちゃんが飲む量も母乳ができていく量もちょうどいい具合になっていくのですね。

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母乳とミルクの混合を考える前に試すこと

授乳

授乳していてもうそろそろいいかなと思って離そうとしたら「まだ欲しいよ」って言っているみたいに泣き出すことはありませんか。

いつまでもおっぱいを離してくれないこともあるでしょう。おっぱいが足りないんじゃないかって心配になってきますね。

新生児のころや生まれたときの体重が少ない赤ちゃんは授乳にかなり長い時間かかるのはよくあることです。

おっぱいをあげる時間が長いとおかあさんにしてみたらとっても大変ですね。でもこれもいつまでも続くわけではありません。

もしいつまでも離さないときはそのまま飲ませてあげればいいのですし、授乳してすぐなのに泣くときにはもう片方を飲ませてあげればいいんです。

毎回30分以上かかるときは赤ちゃんの吸いつき方が上手じゃないのかもしれません。

だから母乳が足りていないからミルクを足した方がいいと言われたりおかあさんも不安になってミルクを足さなくちゃと思ったときはミルクを足す前に上手に飲んでもらうための方法をいろいろ試してみてくださいね。

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上手に飲んでもらうためには

赤ちゃんに上手に飲んでもらうには上手にくわえてもらわなくてはいけません。

乳首に吸い付いているのではなくて乳房に吸い付いていますか。赤ちゃんのあごが乳房に触れるぐらいまで大きく口が開いているかをまずチェックしましょう。

赤ちゃんの舌が下の歯茎の前に出ているかもチェックポイントです。

上手に吸い付けるようにするには抱き方もとても大事です。新生児でもおかあさんのからだに密着させるようにして縦抱きで授乳させることもできます。

また交差横抱きといって飲ませるほうのおっぱいとは反対側の腕で赤ちゃんの背中を支えてその手で沐浴の時のように首の後ろをやさしくしっかり支えてあげる抱き方があります。

この抱き方は赤ちゃんがおっぱいを飲みやすくておかあさんの体にも無理な負担がかかりません。

交差横抱きのときには乳頭が鼻に向かいあうようにして舌にしっかり乗せるようにしてくわえさせましょう。

おかあさんの姿勢はそのままで赤ちゃんを引き寄せるようにするのがポイントです。膝の上にクッションをおいたりしておかあさんにも楽な姿勢ですることです。

おっぱいを飲ませるときは抱き方と乳首のくわえさせ方がとても重要なんですよ。

前かがみで抱っこしての授乳はおかあさんもつらいし赤ちゃんも上手に飲めないから気を付けましょう。

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やっぱり足りないみたい?

“よく泣くからお腹がいっぱいになっていないんだ。”
“しょっちゅう欲しがるしなかなか離してくれない。”
“おっぱいが張ってこない。”

こんなときは母乳が足りていないと思ってしまうのではありませんか。でも、ミルクを足すのはちょっと待ってください。

お腹がいっぱいになっていても泣くことはあります。夕方になると泣く子もいるしおかあさんにいろんなことをしてほしくて泣く子もいます。眠たいのに眠れなくってグズグズ言う子もいます。

しょっちゅう欲しがったり長く吸い続けるときはどうしても足りないのではないかと思ってしまうでしょう。

そんなときは足りないというよりもうまく飲めていない可能性があるので授乳するときの抱き方やおっぱいのくわえ方を工夫してみてくださいね。飲ませ方にもコツがいるのです。

おっぱいが張ってこないから母乳が足りないというわけではありません。

「おっぱいが張ってこない=おっぱいが貯まっていない」ということではないのです。張っていなくてもちゃんとおっぱいはできています。逆にそれこそがいいおっぱいなんですよ。

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ほんとに母乳が足りているかはこうして確認

生後半年の間は1日の体重増加は18~30gぐらいです。

この範囲であればミルクを足す必要はないと言われています。1日6~8回おしっこがしっかり出ていれば飲む量は足りているのです。

1カ月健診のときに体重の増え方が少ないと母乳が足りているのかと心配になってしまいますね。

体重の増え方については助産師さんやお医者さんによってとらえ方が違うことがあります。

母乳育児についてちゃんとよくわかっている助産師さんにチェックしてもらえるのが一番いいのですが。

母乳推進の産院で出産した友だちは1カ月健診のとき500gしか増えていなかったけれど大丈夫だと言われました。

赤ちゃんの体重の増え方にも個性があるし友だちの赤ちゃんの体重の増え方は個性の範疇に入っているからということだったようです。

いくら大丈夫と言われても体重の増え方が少ないので不安になってミルクを足さなくてもいいか聞いたら、今ミルクを足したら母乳の出が悪くなってしまうから今の調子で頑張れば大丈夫と言われたそうです。

赤ちゃんがちゃんと飲んでくれたら母乳もしっかり出てくるようになるからねと。

ほんとうによく出てよく飲んでスクスク育っていきました。おっぱいってすごいなぁって思ったって言っていました。

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混合にしたときに気をつけたいこと

上の友だちの場合は母乳のことをよく理解している産院だったけれど他の産院で出産した友だちは1カ月健診のときに体重の増え方が少なすぎると言われ、母乳不足だからミルクを足すように言われたそうです。

何とか母乳で育てたいと思っていたけれどお医者さんにそんなふうに言われたら不安になってしまったとのこと。

そこで一度はミルクを足すようにしたけれど、いろいろ調べてみてミルクも足してもあくまでも母乳中心にしようと思って母乳を飲ませる回数をなるべく多くするようにしていましたよ。

ミルクの量と母乳とどうやって決めているのか聞いたことがありました。

ミルクは3時間以上間隔をあけるけど母乳は欲しがったときにあげるようにしていると言っていました。

そしてどうしてもひとりで出かけなくてはいけないときにはミルクでお願いしていたとのこと。

母乳だけのときは足りているかどうか不安そうだったけれどミルクを足すことで安心したみたいでした。

確かにお医者さんに言われたけれど実際にミルクを足すことは自分で決めたからとも言っていました。

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混合でミルクを飲んでくれないときには

ミルクを飲む赤ちゃん

混合にしたものの赤ちゃんがミルクを飲んでくれないとほんとうに困りますね。哺乳瓶を近づけても口を開けようとしなかったり、のけぞって泣かれたりしたらほんとにどうしたらいいのか自分の方が泣きたくなるでしょう。

混合にして赤ちゃんがミルクを飲まないときには次のことを試してみてくださいね。

  1. 違うメーカーのミルクに変えてみる
  2. 哺乳瓶や乳首を替えてみる
  3. ストロマグーやスパウトを使ってみる
  4. ミルクの温度を変えてみる 赤ちゃんにとって熱すぎたり冷たすぎていないか
  5. げっぷをしっかりさせるようにする

それでも飲まないときはもしかしたらおなかがいっぱいでミルクはいらないのかもしれません。

混合にしたときもおっしこの確認をしましょう。1日6~8回おしっこが出ていたら十分飲めています。

私の場合

初めての子のときは産院で出産しました。最初のうちは母乳の出が悪いので必ずミルクを足していましたが、当時は何も知らなかったのでそれが当たり前だと思っていました。

でも下の子を助産院で出産したときにはミルクはいっさい足しませんでした。赤ちゃんが飲んだら飲んだだけ出るからねって。

初めての子のときは産院でミルクを足していても家に帰ってからは母乳だけでした。

その後の双子も母乳だけでいけたし、おっぱいがよく出ているからいいと思っていました。

最初の子のとき1カ月健診に行くまでの間飲むたびに大量に吐いていたのはもしかしたら母乳過多という状態だったのかもしれません。今回いろいろ調べてそう思いました。

母乳過多のときの飲ませ方とか対処の方法もあるのですが、当時はいわゆる専門家の人からもそういった指導は受けていませんでした。あのころ知っていたらもっとちゃんとおっぱいあげられていたかなって思います。

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母乳とミルクと混合と

笑顔の母子

私は子どもたちをみんな母乳で育てましたが、ミルクが悪いとは思いません。ただ母乳の方が楽だなって思ったことはありました。

欲しがったときにすぐあげられるし夜の授乳も寝ているのに起きてミルクを作る必要がないからモノグサな私には母乳育児はとってもありがたいものでした。

今回母乳やミルクや混合のことをいろいろ調べていたら産科や小児科のお医者さん、助産師さんのように専門家といわれている人たちだからといって母乳育児のことをちゃんと理解しているとは限らないということがわかりました。

そんな専門家の指導を受けて自分は母乳が出にくい体質だとか母乳が足りないからミルクを足さなくちゃいけないと思ってしまう人がいるのもしかたないんだろうなと思います。

母乳育児はスキルだと言っていた人がいましたが、ちゃんとしたスキルを教えてもらえていないんですものね。

母乳育児は基本的には誰にでも可能なことなのでしょうが、心理的なことが関わってきたりすると難しくなってしまうこともあるんですよね。

心理的なことが影響して母乳が出なくなってしまうことはほんとうにあります。

おかあさんの仕事の関係やいろいろな事情で母乳育児ができなくて混合にしたりミルクだけにする人もいるでしょう。

混合にしたりミルクだけにしたとしても自分を責めないでくださいね。赤ちゃんと自分にとって最善の方法を選んでいるんだって自信をもちましょう。

母乳育児をやっている人や母乳育児を推進している専門家の人たちが混合やミルクの人に対してあまりいいこと言わないのもミルクの人が母乳育児の人のことをよく言わないのもおかしいと思いませんか。

いろいろな事情があってそれぞれが選んだ道。自分を信じて親として子どもがスクスク育っていくサポートをしてあげましょう。

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