乳幼児期に英語教室は必要?生きた言葉として親子で楽しもう

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笑顔の赤ちゃん

乳幼児期からいろいろな教室に通う親子が増えています。中でも0歳児からの英語教室もあり、日本語の発話以前から英語教室に通う親子もいるようです。果たしてその効果はあるのでしょうか。弊害はないのでしょうか。乳幼児期の英語についてまとめてみました。

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乳幼児期の英語教室のいろいろ

0歳児から通えるベビーコースのある英語教室の場合は親子で参加が基本のようです

ネイティブスピーカーが講師の教室、ネイティブスピーカーと日本人の講師がいる教室、日本人講師の教室と教室ごとに特色があります。

乳幼児対象の英語教室は英語で歌を歌ったり、手遊びやリズム遊び、エクササイズやゲームなどを楽しみながら英語に親しんでいきます。

イースターやハロウイーンなどの英語圏のイベントなども楽しむことも多いですね。

乳幼児期の英語教室はお勉強というよりも英語に親しむという感じでしょうか。

英語耳を育てるなら幼児期から?

人間の耳が聞き取れる周波数は限られています。日本人が英語を聞き取れないのは、日本語の周波数と英語の周波数が異なるからだといわれます。

日本語の周波数は130~1500Hzと低く、英語の周波数は日本語より高く2000~12000Hzです。

聴き取れない音は正確に発音できないようです。

0~3歳は耳の黄金期と言われています。非常に幅広い周波数の音を聞き分けることができるのだそうです。ところが、その後はいつも聞いている周波数の音しか聴き取れなくなるのです。

ですから、耳の黄金期といわれる乳幼児のころに英語の音を聴くことで日本語にない周波数の音も聴きとれるようになるので英語を始めるのは早ければ早いほどいいという説があるのですね。

だから赤ちゃんのころから英語教室で学びましょうということなのでしょう。

週1回の英語教室で英語耳は育つのか

英語教室というと週1回、多くても週2回、乳幼児期であれば集中が続かないので1回のレッスンは40~50分間くらいでしょう。

いくら0歳から始めたとしてもそのくらいの頻度と時間数では英語耳を期待しても難しいでしょう。

教室によってはCDなどの教材があって家でも聴くようにいわれることもあります。

だからといって1日中CDを流してるわけにはいきませんね。家では英語で話しかけてと言われてもできるおかあさんはそう多くはないでしょう。

また決まったフレーズを話しかけるにしてもネイティブ並みの発音ができるおかあさんでなければ英語耳を育てるのは難しいといえます。

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日本語もできないうちに英語はいらない?

乳幼児期からの早期の英語教育の重要性が言われる一方で、日本語が確立していない時期に英語を学ぶことの弊害についてもよくいわれます。

日本語がしっかりできないうちに英語を入れることで子どもの精神発達に大きな影響を及ぼすというものです。

週1~2回40~50分間ほどの英語教室に通ったからといって将来の子どもの精神発達に大きな影響を及ぼすほどの英語教育の効果は得られないので心配するようなことではないでしょう。

英語教室に通うのであれば

いわゆる外国人講師がいる英語教室であれば日本人以外の人に触れる機会でもあり、日本語以外の音に触れる機会もできますね。

また親子で日常とは異なる体験をする楽しい時間としてとらえることもできます。

乳幼児期から英語教室に通うのであれば、英語を身につける、将来英語を学ぶときに困らないように早くから習わせるということを期待するのではなく、親子で異文化体験を楽しむぐらいの感覚で通ってみてはいかがでしょう。

ただ2~3歳ぐらいになるとカードゲームも英語を楽しむというよりもお勉強に近い感じになる教室もあります。

2~3歳ぐらいからこれは正しい、これは間違いとはっきり指摘されたり、リピートを強制するようなやり方は子どもによってはプレッシャーになることもあります。

「なぜだかわからないけれど先生に受け入れられていない感じ」を持ってしまうことあるのですね。そうなると、せっかく英語を習いに行っているはずが英語を全然口にしなくなってしまうこともあるようです。

乳幼児期の英語教室に何を期待するのか

また、乳幼児期の英語教室の月謝は案外高いものです。高い月謝を払って習っているとどうしても効果や成果を期待するでしょう。

英語教室にどのような効果や成果を期待しますか。

英語耳を育てることですか。

将来英語がペラペラになってほしい?

自分は英語で苦労したから英語に親しんでほしい?

ベビーコースで親子で楽しでいるうちはよかったけれど、もう少し大きくなって英語のお勉強になってくるとどれだけ単語を覚えたか、どれだけ理解しているかなど、親の期待も大きくなるかもしれません。

近所に外国人が住んでいたり、外国人のお友だちがいて日ごろから英語に触れる機会でもない限り、週に1~2回程度の英語では親が期待するほどの多大な効果は現れないかもしれません。

親からの期待をプレッシャーに感じて英語を楽しめなくなると英語嫌いになってしまうことさえあります。

言葉というものは日本語にしても英語にしても小さいころから強制的に教え込むものではありません。

乳幼児期に英語に触れることの意味

あえて英語教室に通わなくても乳幼児期に英語に触れる機会はあったほうがよいとはいえるでしょう。

日本では近所に英語を話す人がいたり、日常的に英語が聞こえてくる環境ではありませんね。

日本で普通に生活している場合にはあえて英語の環境を作り出さないと英語に触れる機会はほとんどないでしょう。

だからといってわざわざ英語教室に通わなくても最近では幼児向けの英語教材も多く、英語の歌のCDやお話のDVDもたくさんあります。

ただ、英語のCDやDVDを流しっぱなしにしていても効果はないようです。いくら流れているのが英語であっても流しっぱなしにしているのはテレビをつけっぱなしにしているのと何ら変わりはありません。

親子で楽しむ遊びのひとつとして時間を決めて親子でいっしょに見たり、歌ったりするといいでしょう。おかあさんの生の声での語りかけや歌は多少発音がよくなくても英語が生きた言葉となって響きます。

あくまでも遊びの一環としての英語ですね。楽しみながら英語に触れる機会はあるといいですね。

「子どもの持つ可能性」と幼児期の英語環境

英語の発音だけがよくても

中には乳幼児期から英語を聴いていたので英語の発音がとてもきれいだと言われるという子どももいます。

友人の子どもでほんとうにきれいな発音をする子がいました。

発音はきれいだけれど、実際の英語力はついていかず、短期留学したときに、そのきれいない英語で自分は英語が喋れないと言って「うそでしょ」という反応があったという話も聞いたことがあります。

世界中で英語を話すのはアメリカやイギリスなどだけではありません。英語を母国語としない国の人たちも英語を話します。

自分の国の言葉の影響を受けているので英語の発音もその国独特の英語ですが、英語できちんとコミュニケーションがとれ、自分の意見もきちんと述べることができます。

英語も生きた言葉

いくら英語の発音がきれいであっても英語でコミュニケーションがとれず、自分の意見もまともに言えないようでは英語を話す意味はないでしょう。

英語はあくまでもコミュニケーションツールのひとつです。そして生きている言葉です。伝えたいことがあって初めて生きた言葉となります。

もし乳幼児期から英語をと思うのであれば英語の勉強を始めるときに英語に対するアレルギーがおきない程度に英語に親しめる環境を作ってあげるぐらいでいいのではないでしょうか。

楽しむということがキーワードになりますね。お勉強ではなく生きた言葉としての英語を楽しむのです。

お勉強としての英語はほんとうに子どもが英語に興味関心を示したときに始めるのでも決して遅くはないでしょう。

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