赤ちゃんの自閉症の特徴と家庭でできる5つのチェック方法

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イチゴ狩りをする男の子

赤ちゃんの成長には個人差があるとわかっていても、他の子たちよりも成長が遅かったり、何か違う部分があったすると心配になりますね。自閉症の場合は赤ちゃんの頃から特徴ある行動をとるので、他の子と少しでも違ったことをすると「自閉症なのでは・・・」と心配するおかあさんも多いようです。今回は、自閉症の赤ちゃんの特徴や家でもできる自閉症のチェック方法をご紹介します。

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自閉症の赤ちゃんの特徴は?

自閉症は心の病気ではなく脳の機能がうまく働かないことから起こる先天性の発達障害です。

自閉症の子は脳が働かないことにより、耳や目から入った情報を整理するのが苦手ですが、自閉症のはっきりとした原因はわかっていません。

自閉症は育て方が原因なのではなく、胎児のときの中枢神経の発達時に何らかの原因があったためと考えられています。

赤ちゃんが自閉症である場合には、大きく分けると次のような3つの特徴があります。

社会性が乏しい

まず1つ目の特徴は「社会性が乏しい」ことです。自分と相手との関係を正しく理解できないことから、その場において適切な行動が取れない場合が出てきます。

周囲へ対する関心が薄いので他の子といっしょに遊べないこともあります。

反対に、まるっきり人見知りをせずに知らない人にも平気で話しかけるなど、極端かつ一方通行的な関わり方をする傾向があります。

コミュニケーション能力が乏しい

次に、「コミュニケーション能力が乏しい」という特徴があります。

言葉が遅れていたり、オウム返しをしたり、意味のない言葉を言う、同じ言葉を繰り返すなどして相手とのコミュニケーションがうまくいきません。

自分の気持ちをうまく相手に伝えるのが難しく、慣れないことをするとパニックになってしまいます。

相手と視線を合わすのが難しい場合もあれば逆にじっと見る場合もあります。

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想像力が乏しい

3つめの特徴は「想像力が乏しい」ということです。自閉症の子は想像力が乏しい傾向があるので、女の子であればお店屋さんごっこ、男の子なら戦隊ごっこなど、自分が何かになったつもりになって遊ぶような、想像力を働かせる遊びが苦手です。

そのため、お友だちといっしょに遊ぶことよりも自分ひとりで遊ぶことを好む傾向があります。

物事に対して臨機応変に対応することが難しいので、いつもと違う場所やいつもと違う手順で何かをするのを嫌がったり、何か突発的なことが起こったりするとパニックになることもあります。

自閉症の幼児に特徴的なクレーン現象

何か欲しいことを伝えられずに近くにいる人の手を引っ張ってそのもののところまで連れて行く

例えばテレビをつけてと言いたいけれど言えずに大人の手をリモコンに近づけるなど、やってほしいことを伝えられないので誰かにかわりにやってもらうようにすることをクレーン現象といいます。

人の手を引っ張って何かをしてもらおうとするその動きがクレーンに似ているのでこう呼ばれるようになりました。

自閉症の子に特徴的な行動ですが、クレーン現象があるからといって必ずしも自閉症であるとも限りません。

1~2歳ぐらいにはよく見られる行動の一つでもあります。

こうした行動はおおむね3歳ごろになくなります。

確かにクレーン現象は自閉症であるかどうか判断するときの一つの基準となりますが、他にもチェックする方法があるので早急に決めつけないようにしましょう。

赤ちゃんが自閉症かどうかをチェックする方法

こうした特徴があることから、赤ちゃんが自閉症かどうかを家庭でチェックする方法があります。

多動

絶えず動き回っていてじっとできない、走り回って落ち着かないなどの注意欠如が見られるか確認しましょう。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断される場合もあります。小さいころは抱っこしていても落ち着きがなく、常にまわりを見まわしています。

執着する

次に、こだわりが強く、特に「同じ状態であること」に固執するかどうかをチェックしましょう。

自閉症である場合には、決まったもの、習慣にこだわりがあり、何度も同じことを繰り返すことに執着します。

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意志の疎通

さらに、意志の疎通についてチェックしましょう。

意志を伝えたい時、何かをとってほしい場合に自分の手の代わりに相手の手をつかんで引っ張っていくような場合(クレーン現象)には、自閉症が疑われます。

5感が極度に敏感

聴覚や視覚・触覚や臭覚などの五感が極度に過敏でないかをチェックしましょう。

これらの情報が脳内で正しく整理されない為に、パニックを起こしてしまったり、本来であれば感じるべき痛みなどを感じられず鈍感である場合には、自閉症が疑われます。

2歳になっても睡眠が不規則

2歳くらいに成長しても、なかなか睡眠のリズムがつかめないことがあります。夜中に目を覚ます、睡眠時間が極端に短いなど睡眠について何らかの異常が見られる場合は、自閉症である可能性があります。

他にも、小さいころに抱っこしてもおかあさんと目を合わせない、抱っこを嫌がって泣く、おかあさんと離れるときも後追いをしない、表情が乏しい、言葉が遅い、言葉かけを理解できずにマイペースで過ごすなどの特徴もあります。

家庭でも簡単にできるチェック方法なので、「自閉症かな?」と心配になったときにはこれらが当てはまるかどうかを確認してみましょう。

ただし、赤ちゃんの成長には個人差があり、上記のような特徴が一時的に表れる場合もあります。

気になるときはひとりで思い悩まずに小児神経科、児童精神科などの医療機関や発達障碍者支援センターなどの療育機関に相談してみてくださいね。

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