ヘルパンギーナと手足口病の違いって?感染した時の対処法

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寝込む女の子

ヘルパンギーナも手足口病も夏にかかることが多い乳幼児の病気です。プール熱とあわせて子どもの夏かぜトリオなどとも言われています。似ているようでいて実は症状が異なるヘルパンギーナと手足口病の違いや対処法についてまとめてみました。

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ヘルパンギーナと手足口病の相違点

ヘルパンギーナも手足口病も夏に流行します。熱が出て水泡もできるという点ではよく似ています。

ですから初期症状だけではお医者さんでも判断が難しい場合もあるみたいです。

最初はどちらものどに水泡ができます。手足口病の場合にはそのあと手や足にも発疹が出てきます。

ヘルパンギーナはからだには発疹は出ません。手足口病もヘルパンギーナも熱は出ますが、手足口病はそんなに高い熱ではありません。

ヘルパンギーナの場合には突然39~40度の高熱が出ます。手足口病は熱が出ても37~38度ぐらいです。

手足口病は口の中だけでなく手や足にも発疹ができるので症状としては大変そうに見えますね。ところが子どもは割と元気なことが多いんですよ。

ヘルパンギーナはからだには発疹が出ないので見た目にはそんなに重症には見えないのですが、高熱が出るので子どもにとってはヘルパンギーナのほうがつらいでしょう。

手足口病かヘルパンギーナかの診断よりも親にとっては感染しないようにしてやることやかかった場合にはどうやってケアしてあげたらいいのかという方が大事ですね。

手足口病とヘルパンギーナの感染経路

どちらも病原体はエンテロウィルスというグループのウィルスで飛沫感染や接触感染によってうつります。

糞口感染といってウンチから排出されたウィルスが口を通して感染することもあります。呼吸やウンチからの感染力が強いのですね。

症状がおさまってからもヘルパンギーナの場合は数週間、手足口病の場合は呼吸器からは1~2週間、ウンチからは2~4週間、ときには数カ月にわたってウィルスが出ていることもあるので注意してください。

感染しないようにするにはこまめに手を洗うこと、咳やくしゃみのときは口と鼻をおおうこと、タオルの共有を避けることです。赤ちゃんのおむつ交換も使い捨て手袋などを使って慎重にしましょう。

潜伏期間は手足口病で3~7日ぐらい、ヘルパンギーナで2~4日ぐらいです。

手足口病にかかるのはほとんどが5歳以下、ヘルパンギーナは4歳以下がかかりやすくて特に1歳ぐらいの赤ちゃんに多いのです。

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手足口病やヘルパンギーナにかかったら

手足口病というのはおかしな病名ですね。口の中にぶつぶつができて手のひらや足の裏に豆を埋め込んだようなぶつぶつができるので手足口病といいます。

豆餅みたいな感じでしょうか。顔や体には何もできません。すごくわかりやすいですね。

この病名、英語でもそのままでHand, foot and mouth diseaseといいます。

それを省略してHFM症候群と言われることもありますが、手足口病のことです。暑くて体力を消耗していると感染しやすくなります。

手足口病に罹っても4~5日もたてば自然に治ります。

ただのどが痛くてあまり食べたがらないかもしれないのでそんなときはのどごしがいいものをあげましょう。プリンとかゼリーとか豆腐とかソーメンなどがいいかもしれません。

ヘルパンギーナは手足口病よりものどを痛がるかもしれません。

飲んだり食べたりがしにくくなりますが、脱水しないようにしっかり水分補給をしてあげてくださいね。手足口病の時と同じくのどごしがいいものを食べさせましょう。

ヘルパンギーナは高熱が出ますが、数日したら自然に治ってしまうので心配いりません。

手足口病もヘルパンギーナも特効薬はないので自然に治るのを待つのが一番です。薬はあっても対症療法的にのどの痛みをとるぐらいです。

手足口病もヘルパンギーナもすべての症状は1週間ほどでなくなるのでしっかり水分補給をして安静にしてあげること。

特に小さい子の場合には脱水しやすいので特に脱水症状にならないように気をつけましょう。

子どもと熱

熱が出ているときに熱を下げて楽にさせてやりたいと思うのが親心かもしれません。

熱は必要があって出ています。特に小さい子の場合はヘルパンギーナに限らず熱が出やすいですね。

病気の元になるウィルスや細菌は熱に弱いので体の方がちゃんと熱を出してやっつけているのです。

せっかく熱を出してやっつけているのにわざわざ解熱剤で熱を下げなくてもいいのです。これはお医者さんが言っていますよ。

高熱で真っ赤な顔をしてフーフーいっていたとしても慌てないようにしましょう。

39度を超える熱でもつらそうでなかったら解熱剤は使う必要はありません。

子どもは熱に強いし、高熱で頭がおかしくなることはありません。これも小児科のお医者さんが言っていることです。

多少熱が出たぐらいで夜間救急外来で連れてくることはないし日中も病院に行くことで他の病気をもらってしまうリスクのほうが高いから病院に連れてこないで様子を見てというお医者さんもいます。

ぐったりしていなかったら高熱が出ていても子どもは結構大丈夫なんですね。

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幼稚園や保育所はどうしたらいい?

寝込む子供

手足口病もヘルパンギーナも口の中の痛みが強くて水分をとらないときには注意が必要です。

ヘルパンギーナの高熱でぐったりしているときは本来であれば解熱剤は使う必要はないのですが、高熱であんまり頑張りすぎているときは上手に解熱剤を使って少しからだを休ませてあげるといいようですよ。

水分補給ができないとき、高熱でぐったりしているとき、どちらの場合も信頼のおける小児科のお医者さんに相談しましょう。

ヘルパンギーナも手足口病も出席停止になる伝染病には含まれていないのでいつまで休まなくてはいけないという決まりはありません。

登園許可に関しては医者や園によって対応が違うので園に相談してみましょう。

手足口病もヘルパンギーナも症状が出ているうちはもちろん園は休ませて家でゆっくりさせてあげます。

熱が下がって口内炎がおさまっていつから登園するかは園の方針もあるでしょうが、やはり子どもの様子次第ですね。

仕事を持っているおかあさんは何日も休むわけにいかないから少しでも早く登園させたいと思うかもしれません。

無理して長引いてしまったらもっと大変になります。その辺は子どもの様子をよく見てから判断しましょう。

感染症は体力が落ちていたり免疫力が下がっているとかかりやすくなります。

免疫力があると感染していても症状が出ないこともあり、もし症状が出たとしても軽くすみます。

日ごろから子どもの生活習慣や食べ物には十分気を配って免疫力、自然治癒力をつけてあげましょう。

免疫力や自然治癒力をつけることは子どものためだけではありません、親にとっても大事ですよ。

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