育児の常識のギャップに悩んでいませんか?今と昔はこんなに違う!

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考える夫婦

時代と共に変わるのは育児においても同じです。親世代のころとは育児の常識もかなり異なっています。育児の常識のギャップに驚いているのは親世代の方かもしれません。今と昔で異なる育児の常識をまとめてみました。

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育児の常識のギャップに悩む前に

里帰り出産で産後しばらく実家で過ごしたり、親や義母に産後のお手伝いにきてもらったときにおっぱいや沐浴のしかた、赤ちゃんとのかかわり方などについて昔のやり方はこうだからと言われるとギャップに悩んでしまうこともあるかもしれません。

育児に関しては親世代のころといろいろな面で違いがみられます。

親世代もよかれと思って言ってくれることなので正面切って対立するのではなく、今と昔の育児に関する社会的背景の違いを知ってお互いの理解を深めてくださいね。

育児の方法はどんどん変わる!

経験豊かな年長者の言うことには確かに耳を傾けるべきことが多いものです。

育児に関しても子どもとの向き合い方などの基本的な部分は変わらないものの、具体的な方法については医療や社会環境の変化と共に大きく変わってきていることがあります。

昔は常識といわれていたことでも今は非常識となっていることさえあります。

世代間での育児の違いでストレスをためこまないためにもお互いに違いを理解できるといいですね。

ここではカテゴリ別に大きく違っている点についてまとめてみました。

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おっぱいやミルクに関して

授乳前に乳首は洗浄綿で拭く?

昔は授乳前にはおかあさんの乳首も必ず洗浄綿で拭くように指導されていました。

実は乳輪内にあるモントゴメリー腺というものがあってここからの分泌物には抗菌作用があることがわかり、今は消毒のために拭く必要はないとされています。

授乳の間隔

新生児期には3時間おきの授乳を奨励されていた時期もありましたが、根拠があるわけではないので赤ちゃんが欲しがったら飲ませるようにするといいでしょう。

母乳をよく出すには

母乳が出るようにするためにおもちを食べるといいと言われていましたが、根拠はなく、栄養バランスの取れた食事であれば大丈夫です。

母乳とミルク

おっぱいを飲んですぐ泣くような場合には昔は母乳の出が悪いからミルクを足すのがいいとされていました。

ミルクのほうが栄養価が高いので母乳よりも優れていると言われていたこともあるのです。

授乳後すぐ泣く=おっぱいが足りないではなく、おっぱいが足りているかいないかは体重の増え方やおっしこの量で判断します。

母乳との混合授乳であげるミルクの量と回数はどれくらい?

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水分補給や離乳食について

沐浴後には白湯?

昔は新生児期の沐浴後には水分補給のために湯冷ましを与えるように指導されていました。

今の考え方としては水分補給はおっぱいやミルクで十分なので離乳食を始める前にはわざわざ湯冷ましを飲ませる必要はないとされています。

離乳食開始前は果汁から?

また、離乳食開始前には薄めた果汁で慣らしていくといいとも言われていましたが、2008年から果汁を与えることに栄養学的に意味はないと母子手帳からも削除されています。

>赤ちゃんにジュースはいつからあげる?5つの注意点

離乳食の与え方

離乳食を食べやすくするために大人がかみ砕いて食べやすくしてから与えることを推奨していた時期もありましたが、今は虫歯菌やその他のウイルスや菌に感染する恐れがあるので、大人が口に入れたお箸やスプーンなどを使うこともNGとされています。

>離乳食の進め方の新しい見解|アレルギー性食品の考え方

沐浴のとき

赤ちゃんの肌はデリケート

からだに刺激を与えるためにガーゼでこするとよいとされていた時期もありましたが、今では肌に刺激を与えないほうがいいとされており、大人の手で洗うぐらいがいいとされています。

ガーゼを使う場合にもゴシゴシとこすらないようにしましょう。

>赤ちゃんのお風呂に最適な温度は?沐浴時間は短い方がいい?

耳に水が入ると中耳炎?

沐浴のときには耳に水が入らないように耳をふさぐように言われていました。

耳に水が入って炎症を起こし中耳炎になるからと言われていたのですが、実は赤ちゃんの耳に多少の水が入っても健康な状態であれば蒸発してしまうのであわてなくても大丈夫です。

赤ちゃんの顔の洗い方|石鹸は必要?湿疹がある場合は?

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衣服や寝かせ方

靴下のはかせ方

赤ちゃんが冷えないように室内でも靴下をはかせるのがよいといわれていましたが、赤ちゃんは足の裏で体温調整をするので室内でははだしが基本です。

ただ、真冬には足が冷えてしもやけになってしまう子もいます。

足が冷たくなっていてもしもやけになりにくい場合には靴下はいりませんが、しもやけになりやすい場合にはもちろん靴下をはかせたほうがいいですね。

>月齢別赤ちゃん用靴下のサイズ|履かせるときの注意点とは?

>新生児の夏の服装は?大人より1枚多めだと暑すぎることも

うつぶせ寝で頭の形はよくなる?

1980年代には頭の形がよくなるからとうつぶせ寝が推奨されていましたが、うつぶせ寝は乳幼児突然死症候群のリスクがあることがわかってからは仰向けに寝かせることが推奨されています。

添い寝はやめたほうがいい?

また添い寝するのは赤ちゃんの自立によくないとされていた時期もありましたが、添い寝することで赤ちゃんが安心して眠れるのであればあえてひとりで寝かせなくてもいいのです。

でも敷布団は固いものにし、赤ちゃんの顔に掛けるものがかからないように気をつけてあげましょう。

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赤ちゃんとのかかわり方

抱き癖がつくということ

抱き癖ということばを知っていますか。かつてはぐずったり泣いたりしても抱き癖がつくからなるべく抱っこしないほうがいいと言われていました。

今ではいろいろな研究からスキンシップは赤ちゃんにとても大切であるということがわかってきていて、泣いたときにはすぐに抱っこしてあげるのがよいとされています。

>赤ちゃんはいつママを認識する?声や匂いも分かるって本当?

日光浴は必要か

母子手帳に1ヶ月を過ぎたころから足元から少しずつ日光浴をさせるようにと載っていたこともありましたが、1998年からは日光浴を推奨する文章は削除されました。

最近は食事から十分なビタミンDを摂取できるようになったのでビタミンD欠乏によるくる病の心配がなくなったことと、逆に紫外線による悪影響が心配されるようになってきたからです。

チャイルドシートは必需品

2000年以前は赤ちゃんを車に乗せるときは親が抱っこするのが一般的でしたが、今はチャイルドシートが義務化されているので出産後の退院時からチャイルドシートが必要になります。

何かあったときに抱っこでは赤ちゃんを守れないことがわかってきたからなのですね。

>チャイルドシートの選び方、軽自動車の場合|車種別適合表を確認

>新生児を車で移動|チャイルドシート取り付け時の注意点とは

後追いや人見知りはおかあさんのせい?

また、赤ちゃんがおかあさんを後追いしたり、人見知りするのは甘やかしているからだと言われていた時期もありました。

今の考え方としては後追いや人見知りは人の区別ができてきた証拠であり、心が発達している証拠だと言われていますよ。

>赤ちゃんの人見知りは3、4ヶ月から?やってはいけない事とは

赤ちゃんの人見知り時期はいつからいつまで?効果的な対策は?

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病気のとき

風邪のときのお風呂

以前は赤ちゃんが風邪をひいたときにはお風呂はNGと言われていましたが、最近は熱が高くなく機嫌がよければお風呂に入れてもOKです。

今はほとんどの家にお風呂があるのでお風呂上りを上手に過ごさせてあげれば湯冷めをさせる心配もありませんね。

>1歳児が発熱した時のお風呂は?3つの判断基準でチェック

解熱剤は必要?

以前は高熱が出たときには赤ちゃんに限らず解熱剤を使うのが一般的でした。

熱が出ることは体の防御反応なので脳や生殖機能に異常が出ることはないのでなるべく解熱剤は使わないことが多くなっています。

解熱剤で熱が下がっても一時的なもので対症療法でしかないからです。

高熱が続いてぐったりしているようなときは一時的に解熱剤を使って症状を和らげるということはあっても対症療法であって治療ではありません。

熱が出たとき

ひと昔前は熱が出たときにはたくさん布団をかけて汗を出して熱を下げることで治ると思われていました。

実は治る過程で汗をかいて熱が下がっていくのです。

ですから熱があるときには赤ちゃんが気持ちの良い状態にしてあげることが大切です。

子供が40度の高熱に!間違った対処をしていませんか?

幼児の高熱が続くけど大丈夫?病院に行った方がいい場合とは

育児に対する世代間のギャップを埋めるために

上記以外にも昔と今では育児に関して大きく異なっていることが多々あります。

自治体によっては祖父母世代のための育児に関するガイドや冊子などを配布しているところもありますし、孫育ての書籍も出ています。

昔の常識が今では非常識になっていることもあるので、育児に関する最新情報を親世代に納得してもらえるようにこうした冊子や本などを見てもらうのもいいですね。

また、祖父母世代も自分たちのやり方を押し付けるのではなく最新情報を教えてもらって育児の知恵を変換していきましょう。

大事な子育て、孫育てのために上手な歩み寄りができるといいですね。

子育て、孫育ての中心はあくまでも子どもであり孫なのです。

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