水疱瘡の感染期間はどれくらい?3つの感染経路と予防法

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発疹

水疱瘡は予防接種を受ける人が増えたために感染者は少なくなっていますが、子どもの時にかかりやすい病気のひとつです。小さいころにかかると比較的軽い症状ですみますが、周りの子供が水疱瘡になると感染しないか心配になりますよね。今回は、水疱瘡の症状や感染、潜伏期間、処置のしかた、予防法などについてまとめてみました。

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水疱瘡の感染から発症までの期間はどれくらい?

感染して発症するまでに10~21日間ほどあります。つまり、症状が出る2~3週間前にすでに感染しているのですね。

感染力がとても高いので、きょうだいのうちひとりが水疱瘡にかかったらその時点ですでに他のきょうだいにも感染している可能性は高いでしょう。

発疹が水泡になりかさぶたになってしまえば感染力はありません。水泡の段階ではまだ感染力が高いのでタオルなどは別々にしましょう。

幼稚園や保育園、学校などで水疱瘡にかかった子がいれば感染している可能性は高いと言えます。ところが、感染したからといって全員が発症するわけではありません。

中には感染しても水疱瘡の症状が現れないまま免疫がつくこともあります。

水疱瘡の発疹はかゆみが強い

水疱瘡は帯状疱疹と同じヘルペスウィルスによる感染症で、主に小さな子どもや赤ちゃんがかかります。

水疱瘡というと発疹のイメージが大きいのですが、初期症状としては熱が出たり、頭やお腹が痛くなったりもします。

熱が出たり、頭痛・腹痛などの症状が2~3日続いた後に発疹が出てきます。

突発性発疹の場合にはかゆみはほとんどありませんが、水疱瘡の発疹はとても痒くなります。

発疹の出始めのかゆみはそれほどでもありませんが、水ぶくれになってくるころに激しい痒みが出てきます。ただ、まれにほとんど痒みを感じない場合もあります。

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水疱瘡の経過と症状

初期の段階では37度台の熱が3~4日ほど続き、その間に頭が痛くなったりお腹が痛くなることもあります。

その後、顔や体に赤いぶつぶつが出てきます。こうした発疹は1~2日ぐらいたつと水ぶくれになります。

赤いぶつぶつの段階では虫刺されのようにも、あせものようにも見えます。熱が出てもそんなに高くないので初期の段階では水疱瘡だと判断できにくいかもしれません。

赤いぶつぶつの発疹がだんだん膨らんで水ぶくれになって初めて水疱瘡だとわかることもあります。

最終段階になると水ぶくれがだんだんかさぶたになって剥がれ落ちます。すべてのかさぶた剥がれ落ちるまでに3週間ほどかかります。

かさぶたが剥がれ落ちた部分があとになって残ることもありますが、半年~1年ほどで消えるので心配いりません。

水疱瘡の3つの感染経路と予防法

水疱瘡のウイルスはかなり感染力が強く、口や鼻からのどに入って体に侵入します。感染経路として次の3つが考えられます。

  • 空気感染
    水疱瘡のウイルスはとっても小さく空気中にも漂っています。そのウイルスを吸い込んで感染します。
  • 飛沫感染
    すでに感染している人がくしゃみや咳などをすると空気中にウイルスが飛び散りますが、その飛び散ったウイルスを吸い込んで感染します。
  • 接触感染
    手やタオルなどに付いたウイルスが鼻や口から入り込んで感染します。

感染者がいるところに水疱瘡のウイルスは存在しており、同じ部屋にいただけでも感染することがあります。また、免疫力が落ちているときに感染しやすくなります。

手洗い、うがい、マスク着用などの予防とともに日ごろから免疫力を高めることです。規則正しい生活、バランスのよい食事など、他のウイルス感染を予防するときと同じです。

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水疱瘡になった時に気をつけるポイント

初期の段階では水疱瘡だとまだわからないでしょう。水疱瘡のときには熱が出ても37度台なので比較的元気ですが、食欲がなくなることもあります。

熱が出ている間に次々と赤いぶつぶつが出てくるのでなるべく安静に過ごすようにさせましょう。

掻き壊さないように

赤いぶつぶつが水ぶくれになるととても痒くなる場合が多いのですが、このときなるべくかかないようにさせましょう。

かきむしってしまうとかき壊したところから雑菌が入ってしまいます。爪は短く切って清潔にしておきます。

痒みがきついときには市販の薬は使わずに、かゆみ止めを処方してもらうとよいでしょう。薬を塗るときには綿棒を使って塗るようにします。

水疱瘡自体を完治させる薬はないので病院を受診してもかゆみ止めや炎症を抑える薬の処方になります。

水疱瘡のときのお風呂は

湯船につからせるのは止めておきましょう。水疱瘡は冬から春先にかけてかかることが多いのですが、春先であっても暑くなると汗をかいてしまいますね。

まだ水ぶくれの状態のときには蒸しタオルや濡れタオルで軽くおさえるようにして汗を拭いて肌を清潔にしてあげます。ゴシゴシこすると掻き壊したときと同じようになってしまいます。

からだが温まるとかゆみも増すのでさっとシャワーを浴びるぐらいにしておきます。お風呂からあがってからだを拭くときもやさしく抑えるようにして水分をふき取りましょう。

湯船につかれるのは完全にかさぶたになってからですが、湯船につからせるのは医師の許可をもらってからのほうがいいですね。

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水疱瘡のときの食事

口の中に水泡ができて食べづらくなることがあります。やわらかくて口当たりのよいものや刺激の少ないものにします。

お粥ややわらかく煮たうどん、豆腐や茶わん蒸し、プリン、野菜のポタージュスープなどで子どもが好きなものを作ってあげてください。

初期の段階で熱が出ているときには特に十分に水分補給をしてあげましょう。

登園や登校はいつから?

水疱瘡は感染力が高いので完全に治るまでは登園・登校はできません。

学校保健法によって出席停止扱いとなります。水疱瘡が完全に治ったという状態はすべての発疹がかさぶたになった状態のことです。かさぶたの状態になるまではだいたい5~10日ぐらいかかるでしょう。

実は、水疱瘡が発症する1日前からかさぶたになるまでの期間は感染力が強いので、人に移してしまう可能性が大きいのです。

発疹がまだ出ておらず、自覚症状がまだ全くない潜伏期間にも感染力があるのですね。

全ての発疹がかさぶたになったと思ったら皮膚科か小児科を受診して医師に症状を判断してもらいます。

保育園の場合、園によっては医師の登園許可が必要な場合もあるので園に確認してくださいね。

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