帝王切開の傷跡 がミミズ腫れに!かゆい!痛い!テープでケアを!

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心配する女性

帝王切開の場合、傷跡がきれいになるかどうか心配ですね。ミミズ腫れのようなケロイド状になって傷跡がなかなか消えない場合もあります。帝王切開のときの傷跡について、ミミズ腫れにならないための予防法、治療法などについてまとめました。

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帝王切開って?

帝王切開は双子以上の出産やおかあさんの骨盤が狭い場合など経腟出産が難しいときに医師の判断で行われる分娩方法です。

自然分娩であっても微弱陣痛が続いたり、お産に時間がかかりすぎて赤ちゃんが危険な状態にあると判断されたときや母体の様子によって緊急帝王切開になることもあります。

帝王切開では麻酔をかけてお腹と子宮にメスを入れて赤ちゃんを取り出します。

切開の方法としては皮膚に縦にメスを入れる縦切開、横にメスを入れる横切開があります。

皮膚を縦切開にしても横切開にしても子宮を切開するときにはほとんどの場合子宮下部を横に切ることになります。

緊急手王切開の場合には赤ちゃんを早く取り出しやすい縦切開になる場合が多いのですね。

帝王切開の傷の特徴

上記のように帝王切開のときには縦切開と横切開の二通りがあります。

縦切開よりも横切開のほうが傷跡は目立たないでしょう。

目立つ傷跡のことを瘢痕といいますが、瘢痕になりにくいのは横切開ということもあり最近では横切開が主流となっています。

また、横切開のほうが縦切開よりも傷の痛みは少ないようです。

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傷が治っていくプロセス

炎症反応

最初の数日間は切開した部分が赤く腫れたり熱をもったりする炎症の症状があります。

細菌などの感染から傷口を守るためにおこる反応なのです。

血小板が活性化し、血管が収縮するので出血が止まり傷口の表面の浅い部分はくっつきます。

肉芽形成

術後2~3週間ぐらいの時期には傷口のまわりに新しい血管が集まります。

血や栄養をもらいながら傷を修復する素材となる線維芽細胞がコラーゲンを作り出していきます。

線維芽細胞が増殖して肉芽組織を形成するので次第に傷口がふさがっていきます。

ただし、炎症が続いているためにまだ赤みが残っていたり、多少かゆい場合もあります。

癒合

傷口がきれいにくっつくことを癒合といいますが、癒合すると肉芽組織は縮小します。

このとき白っぽい組織が残るのですが、これを瘢痕というのです。

瘢痕はコラーゲンなどから生成されたもので数ヶ月から1年ほどでだんだん目立たなくなってきます。

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傷跡がミミズ腫れにならないために

術後の傷跡が赤くなってミミズ腫れを起こして盛り上がってしまうことがあります。

このような状態を肥厚性瘢痕というのですが、傷が落ち着くと自然に平らに白くなって目だたくなります。

ところが肥厚性瘢痕が消えずにもっとひどくなってしまうこともあり、こうした状態を「ケロイド」といいます。

肥厚性瘢痕やケロイドになると痛みやかゆみをともないます。

帝王切開のあとの傷跡がケロイド化すると傷跡がめだってしまいますね。

ケロイド化させないようにきれいに傷口を治すためにはきちんとしたケアが必要です。

傷の治りをよくするために抜糸直後からシリコンテープを貼ってくれる病院もあります。

シリコンテープには炎症を鎮め傷跡が広がらないようにする働きがあります。

手術前に術後の傷跡の処置について相談しておくといいですね。

退院後も痛い!かゆい!

本来であれば3ヶ月から半年ほどで痛みやかゆみもおさまってくるのですが、退院してからも痛みがとれなかったりかゆくなることがあります。

傷跡がいくらかゆくても絶対にかいてはいけません。

かゆいときは炎症でその部分だけ熱くなっていることが多いのでその部分を冷やすようにします。

どうしても痒みがおさまらない場合には皮膚科を受診するようにしましょう。

何とか我慢できるからとかゆみをほおっておくと炎症がひどくなって化膿してしまうこともあるんですよ。

また、痛みがひかずに傷跡が盛り上がってくるようなときにもきちんとした治療が必要です。

帝王切開後の定期健診のときに診てもらうか、定期検診を受けていない場合には形成外科で診てもらうといいでしょう。

時間がたってしまった目立つ傷跡は

傷跡がいつまでも痛んだりかゆかったりというようなつらい症状が出ていなくても、1年たって傷跡に赤みや盛り上がりがあって目立つ場合には形成外科を受診したほうがいいでしょう。

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