妊娠10週の便秘にアローゼンはOK?マグミットやラキソベロンは?

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悩む女性

妊娠10週ぐらいになるとそれまで便秘に悩んだことがなかった人も便秘になりやすくなり、妊娠前から便秘がちだった人は悪化してしまうこともあります。便秘解消としてマグミットやアローゼンなどが処方されますが、妊娠10週ころの便秘薬や対処法についてまとめました。

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妊娠10週のころはこんな感じ

妊娠10週というのは最後の生理が始まった日から数えて10週目にあたります。

妊娠週は妊娠が成立した着床から数えると思いがちですが、最終月経開始日から数えるので、例えば最終月経開始日が4月1日とすると4月8日は妊娠1週に入った日となります。

10週ぐらいになるとお腹のなかの赤ちゃんはまだまだ小さいですが、頭や手足が発達してきています。

卵ぐらいの大きさだった子宮もこのころになると握りこぶしぐらいにまで大きくなります。

このころはつわりのピークなのでつわりに苦しむ人も多いでしょう。

また、大きくなった子宮が内臓を圧迫したり、ホルモンバランスの崩れから便秘になりやすくなります。

妊娠すると黄体ホルモンの分泌が増加しますが、筋肉が弛緩されるので胃や腸の働きが悪くなる上に大きくなった子宮に圧迫されて消化器官の働きが悪くなるのです。

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妊娠10週の便秘にアローゼンは?

あまりに頑固な便秘が続くときには便秘解消のために薬が処方されることもあります。

便秘薬にもいろいろありますが、成分によっては妊娠中は使えないものもあります。

妊娠中に処方される便秘薬は酸化マグネシウムやピコスルファートナトリウムを成分とするものが多いでしょう。

酸化マグネシウム

酸化マグネシウムを主成分とする「マグミット」や「マグラックス」は安全性が高いので昔から産婦人科で処方されています。

「マグラックス」は名称変更で販売中止となりましたが、違う商品名で販売されています。

酸化マグネシウムは体内にほとんど吸収されず穏やかな効き目で妊娠中の使用についても有効性と安全性が確認されています。

酸化マグネシウムは周りの組織から水分を集めてその水分で便を柔らかくする働きがあり、腸を刺激するわけではないのでクセになりにくいマイルドな便秘薬といえるでしょう。

ピコスルファートナトリウム

ピコスルファートナトリウムを主成分とする便秘薬には「ラキソベロン」や「シンラック」があります。

このふたつには液体タイプと錠剤があり液体のほうは量を調整できるので便利ですが、刺激性があるので飲みすぎると効きすぎてしまいます。

ピコスルファートナトリウムは胃や小腸ではほとんど作用せずに大腸に達してから酵素によって分解されて大腸粘膜を刺激し腸の働きを活発にして排便を促します。

ピコスルファートナトリウムを主成分とする便秘薬は大腸刺激性下剤です。

処方された用法を守り量を増減する場合には医師に相談しましょう。

アローゼンはセンナ系

アローゼンはセンナという生薬の葉と実を混ぜた便秘薬で、腸の蠕動運動が鈍くなる弛緩性便秘によく効きます。

センナは急激に腸を刺激するため子宮収縮を招く恐れがあるので妊婦への使用は原則禁忌になっていますが、医師の判断で慎重に使用される場合もあります。

妊婦へのアローゼン使用にあたっては「アローゼンの効果の優位性がその副作用のリスクを上回る場合は、医師の指導のもと服用が特別に許可される」とあるので、処方された場合には必ず注意事項をまもって服用するようにしましょう。

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便秘茶は大丈夫?

妊娠中は薬に頼りたくないという方の中には便秘解消に薬ではなく便秘茶をと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

お茶なら安心と思われるのかもしれませんね。ただ、便秘茶の原料となるハーブや植物の中には妊娠中は控えたほうがよいものもあります。

センナやアロエなど妊婦には禁忌となっている成分を含むものもあるので薬草茶やハーブ茶などを飲用するときには医師に相談したほうがいいでしょう。

妊娠10週の便秘対策

朝は腸の動きが活発です。起床直後にコップ1杯の冷たい水(白湯)を飲みましょう。

大人は1日に1.5Lの水分を摂取するとよいといわれています。こまめに水分摂取をするように心がけましょう。

栄養バランスに気を配り、食物繊維を多く含む食品をとるようにしましょう。

食物繊維には水に溶けるタイプの水溶性食物繊維と水に溶けないタイプの不溶性食物繊維の2種類あります。

便秘解消のために腸内環境を整えるには納豆や味噌などの発酵食品と食物繊維をいっしょにとるのが一番です。

水溶性食物繊維

便が硬くなりがちの人はこちらのタイプの食物繊維を多くとるとよいでしょう

腸の善玉菌を増やしゲル状の柔らかい便を作るサポートになります。

ニンジン、キャベツ、オクラ、トマトなどの野菜類や果物のほとんどは水溶性で、ライ麦パンやパスタ類にも多く含まれます。

寒天や海藻類にも多く含まれていますよ。

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不溶性食物繊維

腸で水分を吸収して膨らんで便のかさが増えるので腸の運動を活発にさせます。

妊娠するとホルモンバランスの影響で腸の蠕動運動が弱くなりがちなのでこの食物繊維を多くとるようにするといいですね。

大豆やイモ類、ゴボウなどの根菜類、きのこや穀類に多く含まれます。

きのこは低カロリーな上に不溶性食物繊維だけでなく水溶性食物繊維も豊富に含まれていますよ。

便秘対策として食物繊維をとるときには不溶性と水溶性を2対1の割合でとるとよいともいわれています。

適度な運動

食事に気をつけるほかに長時間同じ姿勢をとらないようにしたり、散歩など適度な運動をしたり、家事などで体を動かすようにするのもよいですね。

お腹が苦しいからと動かないでいるのはよくありません。

だからといってあまり激しい運動も禁物です。疲れたら休憩しつつからだを動かすようにしましょう。

便秘でどうしてもつらいときは

どうしてもつらいときにはかかりつけの産婦人科で便秘薬を処方してもらいましょう。

上記の成分配合の便秘薬は商品名が違う市販薬もありますが、妊娠前に使っていたからといって勝手に市販薬を飲むのはいけません。

便秘の症状を説明して症状にあう、妊婦でも使用可の便秘薬を処方してもらうのが一番です。

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